グランドペチカ

野菜

グランドペチカの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。

野菜の説明

「グランドペチカ」(農林水産省の登録をベースにした正式名称はグラウンドペチカ)は、長崎県で「アンデスレッド」の変異株から育成され、2000年に登録された比較的新しい希少なジャガイモです。 最大の特徴は、そのあまりにもユニークな見た目。赤紫色の皮の「芽」の周りだけが鮮やかな赤色に染まり、まるで覆面レスラーがマスクを被っているように見えることから、別名「デストロイヤー」とも呼ばれています。 しかし、そのワイルドな外見とは裏腹に、皮を剥くと中は美しい濃黄色。ジャガイモ、サツマイモ、栗の3つの美味しさを合わせたような濃厚な味わいから、近年、目の肥えた料理人や野菜ソムリエの間で絶賛されている高級ブランド芋です。

味や食感

口に運ぶと、「驚くほどなめらかで、気品のあるどっしりとしたコク」が広がります。
身のキメが非常に細かく、ギッシリと緻密に詰まっているため、噛むたびに豊かな深みのある甘みがじんわりと溢れ出します。ジャガイモ特有のエグみが一切なく、栗のようにまろやかで上品な後味が特徴です。見た目のインパクトを良い意味で裏切る、優しく洗練された極上の美味しさを楽しめます。

美味しい食べ方

グランドペチカは「非常に身が引き締まっていて煮崩れしにくい」という、料理人にとって最高の特性を持っています。
そのため、じっくり時間をかけて火を通す料理でも、形が崩れることなく美しい黄金色の実をキープできます。
そのなめらかな肉質を堪能するなら、まずはシンプルに「皮ごとじっくり蒸す、または茹でる」のが一番。中まで出汁やソースをじわじわと染み込ませる能力も高いため、煮込み料理に使うと、お芋自体がご馳走へと進化します。また、皮が薄いため、よく洗って皮ごと調理すると風味と栄養を丸ごと味わえます。

おススメの料理

  • グランドペチカの贅沢おでん・煮物 煮崩れしない強みを活かして。出汁をしっかり吸い込みながらも、お汁を一切濁さず、中まで味がしみしみの極上おでんになります。
  • じっくり味を染み込ませた肉じゃが ゴロゴロと大きめに切って。引き締まった黄金色の身に甘辛いタレがよく絡み、お芋のコクが主役になる一皿です。
  • 濃厚丸ごとベイクドポテト 皮付きのままじっくりローストしてバターを添えて。マスクのようなユニークな見た目を活かしつつ、中身のなめらかな甘みをシンプルに味わえます。
  • グランドペチカの具だくさんスープカレー サラッとしたスープの中でじっくり煮込んでも形を綺麗に保ちます。スパイシーな辛みがお芋の甘みを引き立てて相性抜群。
  • 皮付きゴロゴロジャーマンポテト 茹でたグランドペチカをベーコンや玉ねぎと炒め合わせて。炒めるときに形が崩れないので、見た目も美しく食べ応え満点に仕上がります。