チマサンチュの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。
野菜の説明
「チマサンチュ」は、キク科に属する「カッティングレタス(掻きチシャ)」の一種です。日本では「サンチュ」や「包菜(つつみな)」の名で広く親しまれていますが、もともとは韓国で古くから愛されてきた伝統的な葉物野菜です。「チマ」とは韓国語で「スカート」を意味し、広がった葉の形がチマチョゴリのスカートに似ていることからその名がつきました。 一般的な玉レタスのように丸くならず、成長した下葉から一枚ずつ掻き取って収穫するのが特徴です。暑さにも寒さにも比較的強く、カロテンやビタミン、鉄分などの栄養価が玉レタスよりもはるかに高い、実力派の健康野菜です。
味や食感
最大の魅力は、「しなやかで破れにくい強さと、パリッとした心地よい歯ごたえ」です。 葉の表面には独特の優しい縮れがあり、お肉や具材、タレをしっかりと抱き込みます。味はクセがなく非常に瑞々しいですが、噛むほどに広がるレタスらしい「ほのかな苦味(うま味)」が特徴。このわずかな苦味があるからこそ、脂ののったお肉や濃厚な味付けの料理と合わせたときに、口の中をさっぱりとさせてくれる名脇役となります。
美味しい食べ方
最も美味しい食べ方は、なんといっても生で何かを「包んで食べる」ことです。 食べる直前に冷水に数分浸しておくと、細胞が水分を吸ってシャキッと立ち上がり、驚くほどの「パリパリ感」が蘇ります。水気をしっかり切ってから使うのが、タレを薄めず美味しく食べるプロのコツです。 また、生食のイメージが強いですが、実は「サッと加熱する」のもおすすめ。スープや炒め物にすると、カサが減ってたくさん食べられるだけでなく、熱を通してもシャキシャキとした食感が程よく残ります。
おススメの料理
- 本場のサムギョプサル(豚チシャ巻き) 王道の食べ方。カリカリに焼いた豚バラ肉に、キムチやサムジャン(合わせ味噌)をのせて丸ごと一口で。
- チマサンチュのチョレギサラダ 手でちぎったサンチュをごま油、にんにく、塩、韓国のりで和えるだけ。無限に食べられる美味しさです。
- サンチュとひき肉のピリ辛レタス包み 甘辛く炒めたそぼろを包んで。おもてなしや、お子様の手巻きごはん感覚の夕食にもぴったり。
- サンチュと卵のサッと中華スープ 仕上げにサンチュをちぎって入れ、ひと煮立ち。シャキシャキ食感とトロトロ卵のコントラストが絶品です。
- チマサンチュのごま油炒め 強火で10秒ほどサッと炒めて醤油を一回し。カサがグッと減るので、大量消費にもおすすめです。
チマサンチュは、お肉だけでなく「お刺身(白身魚やマグロ)」をコチュジャンと一緒に包んで食べても最高に美味しいですよ。


