白長ナスの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。
野菜の説明
「白長ナス」は、その名とは少し異なり、緑がかった肌の20cm〜30cmほどにもなる細長い形が特徴のナスです。一般的な紫色のナスに含まれる色素「アントシアニン」を持たない変種で、古くから東南アジアなどで栽培されてきました。 日本ではかつて珍しい存在でしたが、その「見た目の美しさ」と「アクの少なさ」から、近年では家庭菜園や直売所、レストランの食材として急速に人気が高まっています。皮が薄くてデリケートなため、市場に出回る量はまだ少ない、希少価値の高いナスです。
味や食感
白長ナスの最大の魅力は、「皮の圧倒的な柔らかさ」と、「加熱後のとろけるような滑らかさ」です。 紫色のナスに比べて皮が非常に薄いため、加熱すると皮の存在を感じないほど身と一体化します。また、果肉はアクが極めて少なく、ナスのえぐみが苦手な方でも驚くほど甘みを感じられるのが特徴です。 火を通すことで細胞が適度に崩れ、まるでクリームのような「ふわとろ」の食感を楽しむことができます。
美味しい食べ方
白長ナスは「油」との相性が極めて良く、さらに「蒸し料理」にするとその白さと柔らかさが最大限に活かされます。 一般的なナスのように切って放置すると、切り口が酸化して茶色くなりやすいため、切ったらすぐに調理するか水にさらすのがポイントです。 また、色が白いため、他のお料理の色を汚したくない時(例えば白いシチューや冷製スープなど)にも非常に重宝します。皮を剥かずに調理しても口当たりが良いため、ぜひ皮ごと調理して、その繊細な食感を味わってください。
おすすめの料理
◆白長ナスのとろとろステーキ 縦に長く切り、多めの油でじっくり蒸し焼きに。バター醤油やポン酢でいただくのが王道です。
◆白長ナスのレンジ蒸し(お浸し) ラップをしてレンジで加熱するだけで、驚くほどジューシーに。冷やしてだし醤油でどうぞ。
◆白長ナスの天ぷら 長い形を活かした天ぷらは迫力満点。外はサクッ、中はジュワッと甘い果汁が溢れます。
◆白長ナスとベーコンの洋風炒め オリーブオイルとニンニクで炒めると、ナスの甘みが引き立ち、お洒落な副菜に。
◆白長ナスのポタージュ 皮を剥いて煮込み、ミキサーにかければ、真っ白でクリーミーな極上スープの完成です。


