ゼブラナスの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。
野菜の説明
「ゼブラナス(ツァコニキ)」は、鮮やかな紫色の肌に白い縞模様が入る、見た目にも美しいイタリアンタイプのナスです。「ツァコニキ」という名前は、ギリシャのペロポネソス半島にある「ツァコニア地方」が由来の伝統品種であることを示しています。 欧米ではそのビジュアルから「グラフィティ・エッグプラント(落書きされたナス)」とも呼ばれ、観賞用のような華やかさがありますが、実は「ナスの中で最も美味しい」と評するシェフも多い、非常に食味に優れた品種です。
味や食感
ゼブラナスの最大の特徴は、「極めて緻密でクリーミーな肉質」と、「アクの少なさ」です。 日本の一般的なナスに比べて身がぎゅっと詰まっており、加熱すると水分を逃さず、まるでカスタードクリームのような滑らかな舌触りに変化します。皮は加熱しても口に残りすぎず、果肉との一体感が抜群です。 味わいは非常にマイルドで、ナス特有の苦味がほとんどなく、ナッツのようなコクのある甘みを感じることができます。
美味しい食べ方
ゼブラナスの濃厚な旨味を味わうなら、「オリーブオイル」を使った加熱調理が最適です。 このナスの唯一の弱点は、普通に煮たり焼いたりすると、せっかくの美しい縞模様が茶色く退色してしまうこと。模様を活かしたい場合は、多めの油で表面を素早く焼き固める「油通し」をするのがコツです。 肉質がしっかりしているため、煮崩れしにくいのもメリット。ラタトゥイユなどの煮込み料理に入れると、他の野菜の旨味を吸い込みつつ、自身の存在感もしっかりと主張してくれます。
おすすめの料理
◆ゼブラナスのグリル・マリネ 厚切りにしてオリーブオイルで焼き、バルサミコ酢で。冷やしても濃厚なコクが楽しめます。
◆ツァコニキの贅沢ラタトゥイユ 煮込んでも形が崩れにくく、とろけるような口当たりがアクセントになります。
◆ゼブラナスのチーズはさみ焼き 縞模様を活かしてスライスし、チーズとトマトを挟んでオーブンへ。見た目も華やかです。
◆濃厚ナスのパスタ(アッラ・ノルマ) 揚げたゼブラナスとトマトソース、リコッタチーズの組み合わせはイタリア本場の味。
◆ゼブラナスのベイクド・ステーキ 縦半分に切り、格子状に切り目を入れてじっくりロースト。スプーンですくって食べるほどの柔らかさに!


