赤オクラ

野菜

赤オクラの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。

野菜の説明

「赤オクラ」は、その名の通り、さや全体が深みのある鮮やかな赤紫色(ワインレッド)をしたオクラの品種です。一般的な緑色のオクラと同じアブラナ科……ではなく「アオイ科」の植物で、この美しい色はブルーベリーなどと同じ天然の色素「アントシアニン」によるものです。 見た目の華やかさから、直売所やビュッフェスタイルのレストランで見かけることが多い「おしゃれ野菜」の代表格。実はこの赤色、表面の薄い層だけに付いているため、皮を剥いたり、強く加熱したりすると変化が起きるという非常に面白い性質を持っています。

味や食感

味は一般的な緑のオクラに比べて、「アクが少なく、ほんのり甘い」のが特徴です。 食感は非常に瑞々しく、パリッとした軽快な歯ごたえがあります。もちろんオクラ特有の「ネバネバ」もしっかりしていますが、緑のものより粘りがやや上品で、さらっとしていると感じる方も多いようです。 最大の特徴は、「加熱すると一瞬で緑色に変わってしまう」こと。お湯に入れた瞬間に魔法のように赤色が消え、普通のオクラのような緑色に戻ってしまうため、そのビジュアルを活かすには工夫が必要です。

美味しい食べ方

赤オクラを最も美味しく、美しく食べる方法は、ズバリ生食です。 産毛を塩で優しくこすり落とす「板ずり」をして水洗いすれば、そのままサラダのトッピングとして使えます。カットすると断面は白く、外側の赤とのコントラストが際立ち、いつもの一皿が驚くほど華やかになります。 どうしても加熱して食べたい場合は、蒸す、あるいはサッと油で揚げることで、色の退色をある程度抑えることができます。また、酸(お酢やレモン)に反応して色が鮮やかになる性質があるため、ピクルスなどの酢の物にするのも賢い食べ方です。

おすすめの料理

◆赤オクラの華やかフレッシュサラダ 輪切りにして散らすだけで、食卓の主役に。オリーブオイルと塩でシンプルにどうぞ。

◆赤オクラとトマトのカプレーゼ風 チーズの白、トマトの赤に赤オクラが加わり、彩りの相乗効果が楽しめます。

◆赤オクラの自家製ピクルス お酢の力で赤色がパッと明るく発色し、保存性も高まるおすすめの調理法です。

◆赤オクラの冷製だし浸し サッと湯通しして(色が落ちきる前に引き上げるのがコツ)、冷たい白だしに。

◆赤オクラのカルパッチョ 白身魚に添えて。瑞々しい食感がアクセントになり、まるでお店のような一皿に仕上がります。