空心菜の特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。
野菜の説明
「空心菜(クウシンサイ)」は、東南アジア原産のヒルガオ科の野菜です。その名の通り、茎の中が「空洞」になっていることが名前の由来で、和名では「エンサイ」や「ヨウサイ」と呼ばれます。 東南アジアや中国南部では非常にポピュラーな夏野菜で、暑さに強く、水辺でも育つほど生命力が強いのが特徴です。かつては沖縄などで「ウンチェー」と呼ばれ親しまれてきましたが、近年ではその美味しさと栄養価の高さ(ほうれん草の約2倍のビタミンや豊富な鉄分)から、全国の食卓で人気の定番野菜となりました。
味や食感
最大の魅力は、なんといっても「シャキシャキとした軽快な歯ごたえ」です。 茎が空洞であるため、火を通しても独特の弾力ある食感が損なわれず、噛むたびに小気味よい音が響きます。一方で、葉の部分は加熱すると少し「とろみ」が出て、茎のシャキシャキ感との絶妙なコントラストを生み出します。 味は非常にクセがなく、上品な青菜の旨みが特徴。どんな調味料とも相性が良く、特に油、にんにく、ナンプラーなどの強い風味を引き立てる力を持っています。
美味しい食べ方
空心菜を美味しく食べる鉄則は、「強火で一気に仕上げる」ことです。 空心菜はポリフェノールを多く含むため、じわじわと加熱すると色が黒ずんでしまいがちです。フライパンを煙が出るほど熱し、油とにんにくの香りを引き出したところへ、茎から順に投入して短時間(30秒〜1分程度)で炒め上げると、鮮やかな緑色と食感をキープできます。 また、炒める直前に茎と葉を分けておき、茎を先に10秒ほど炒めてから葉を加えるのが、均一に火を通すプロのコツです。
おすすめの料理
◆空心菜のにんにく塩炒め(青菜炒め) 王道中の王道。にんにくと塩、鶏ガラ出汁だけで、驚くほど箸が進みます。
◆タイ風空心菜炒め(パックブン・ファイデーン) ナンプラー、オイスターソース、唐辛子で。甘辛いタレが空洞に入り込み絶品です。
◆空心菜と豚肉のオイスター炒め お肉の旨みを空心菜がしっかり受け止めます。ボリューム満点のおかずになります。
◆空心菜のサッと茹で・お浸し サッと茹でて冷水にとり、ごま油と醤油で。ナムル風にしても美味しいです。
◆空心菜のバリバリ天ぷら 意外な美味しさ!高温で揚げると、茎がスナックのような軽い食感になります。


