モロヘイヤ

野菜

モロヘイヤの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。

野菜の説明

「モロヘイヤ」は、エジプトなどの中近東を原産とするシナノキ科の野菜です。その名はアラビア語で「王様のもの」を意味し、かつて不治の病に苦しんだエジプトの王がモロヘイヤのスープを飲んで回復したという伝説から、「王様の野菜」と呼ばれるようになりました。 日本には1980年代に導入され、その圧倒的な栄養価の高さから一躍健康野菜として普及しました。カルシウム、カロテン、ビタミン類が野菜の中でもトップクラスに含まれており、夏バテ予防に欠かせない最強の「スーパーフード」のひとつです。

味や食感

モロヘイヤの最大の特徴は、「刻むことで生まれる強い粘り」です。 葉そのものはクセがなく、ほうれん草に近い親しみやすい味わいですが、細かく刻むほどに独特のヌメリが出てきます。このネバネバは、オクラや納豆と同じように喉越しを良くし、食欲がない時でもさらりと食べさせてくれます。 また、加熱しても程よく残るシャキシャキとした食感と、噛むほどに広がる野菜らしい濃い旨みが魅力です。

美味しい食べ方

最も美味しい食べ方は、葉をさっと茹でてから「包丁で粘りが出るまで叩く」ことです。 この叩いたモロヘイヤを、だし醤油やポン酢で和えるだけで立派な一品になります。また、本場エジプトのようにスープにするのも王道。コンソメや鶏ガラ出汁で煮込むと、スープ全体に自然なとろみがつき、滋味深い味わいになります。 調理の際の注意点として、「茎が硬い場合は葉だけを摘み取る」こと。また、家庭菜園などで育てた場合、種やさやには毒性があるため、必ず市販の葉の部分や柔らかい若芽だけを食べるようにしてください。

おすすめの料理

◆モロヘイヤのネバネバだし醤油和え 細かく叩いて鰹節と醤油で。ご飯にかけると何杯でもいける美味しさです。

◆エジプト風モロヘイヤスープ にんにくと鶏肉の出汁で煮込んで。とろとろのスープが体に染み渡ります。

◆モロヘイヤと納豆のスタミナ和え 最強のネバネバコンビ。マグロのぶつ切りを加えると豪華なおつまみになります。

◆モロヘイヤのかき揚げ 生から揚げると、ネバネバが消えて驚くほどサクサクに!苦味もなくお子様にも人気です。

◆モロヘイヤの冷やしうどん 叩いたモロヘイヤを麺つゆに混ぜて。食欲がない夏にぴったりの喉越しです。