丸オクラの特徴・味や食感・美味しい食べ方を紹介します。
野菜の説明
「丸オクラ」は、一般的なオクラ(角オクラ)に見られる5つ前後の角がなく、断面が円形になるのが特徴のオクラです。主に沖縄県や高知県などの温暖な地域で古くから栽培されており、「島オクラ」とも呼ばれます。 角オクラは成長して大きくなると繊維が発達して非常に硬くなってしまいますが、丸オクラは大きく育っても比較的柔らかいままという優れた性質を持っています。家庭菜園でも育てやすく、収穫が少し遅れても美味しく食べられるため、近年その価値が見直されている品種です。
味や食感
丸オクラの最大の魅力は、「肉厚でなめらかな食感」と、「角オクラ以上の強い粘り」です。 皮が非常に薄く、角がないため口当たりが驚くほどソフト。噛むと中から強いヌメリが溢れ出し、特有の甘みが口の中に広がります。角オクラに比べてアクが少なく、エグみを感じにくいため、非常に上品でマイルドな味わいです。 「オクラは硬くて筋っぽい」というイメージを持っている人ほど、その柔らかさに驚かされるはずです。
美味しい食べ方
丸オクラの柔らかさを活かすなら、「生食」が最もおすすめです。 産毛を塩でこすって落とす(板ずり)だけで、サクサクとした食感を楽しめます。また、丸オクラは熱の通りが早いため、「サッと茹でる」のが鮮やかな緑色を保つコツです。 加熱しても硬くなりにくい特性を活かし、丸ごと一本使った料理にも向いています。天ぷらや素揚げにすると、外側のパリッとした食感と、内側のトロッとしたヌメリのコントラストが際立ちます。
おすすめの料理
◆丸オクラの刻み和え(生) 細かく叩いて納豆や長芋と。角がないので舌触りが非常になめらかに仕上がります。
◆丸ごとオクラの1本揚げ 豪快に丸ごと天ぷらに。中が蒸し焼き状態になり、甘いエキスが口の中で弾けます。
◆丸オクラの豚肉巻き焼き ボリュームのあるサイズを活かして。甘辛いタレが、トロリとした身によく絡みます。
◆夏野菜の冷やし浸し サッと茹でた丸オクラを白だしに漬けて。冷やしても色鮮やかで、おもてなしにも。
◆丸オクラのガパオ風炒め 輪切りにして炒め物に。火を通してもネバネバ感と甘みが残り、料理にコクを与えます。


